アーカイブ: 2013年3月
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パタンジャリ『ヨーガ根本聖典』を解読する
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イーシュヴァラクリシュナ『古典サーンキヤ体系概説』を解読する
『サーンキヤ体系概説』を解説。サーンキヤ学派は、神話ではなく概念によって世界のあり方を説明しようとするウパニシャッドの知的態度をさらに押し進めている。理性に解脱の可能性を求めるところに、苦悩を取り除こうとする動機の切実さを見て取ることができる。 -
ウパニシャッドを解読する
ウパニシャッドを解説。ブラフマンとアートマンの「梵我一如」は物語の性格を強く残しているが、宗教的な表象(イメージ)ではなく、概念による世界説明へと踏み出した点で、インド哲学の始まりとして位置づけることができる。